韓国の恋愛事情

韓国のドラマや映画ではピュアな恋愛が描かれていることが多いですが、
実際のところ韓国での恋愛事情はどのようになっているのでしょうか?

私の実体験も交えて、こっそりお教えします!

韓国の驚きの恋愛事情

とにかく男性が主導!

韓国の恋愛は男性が動いて始まることがほとんどです。

基本的に女性はまっているだけで、女性から告白をするのは珍しいことです。
日本では草食系男子が増えていますが、女性はやっぱり男性から告白されたいものです。

日本の男性はぜひ韓国の男性を見習ってほしいです!

 

恐怖を感じるほどの強烈猛アタック!

韓国の男性は愛情表現がストレートであるがゆえ、多少強引なところがあります。
犯罪ギリギリ!?と思ってしまうほどの超猛烈アタックを仕掛けてくるのです。

私にもいくつか体験談があります。

 

<T君の場合>

友人の友人だったT君。あくまでも友人として仲良くなりました。
初めて2人で遊んだ日は真っ赤なスポーツカーで登場!

ソウルの街中をものすごいスピードで運転するので、ジェットコースターに乗ってるようでした。
「何食べたい?」と言われ「プルコギ」と答えると、
友人に電話して「ソウルで一番美味しいプルコギ屋はどこだ?」と情報収集。

私は早く車を降りたかったので、「近くにあるお店でいいんだけど」と言ったのですが、
彼はそこから1時間半ほど車を走らせ、郊外にある「ソウルで一番美味しいお店」に
連れて行ってくれました。

私は車酔いでかなり気分が悪くてプルコギどころではありませんでしたが・・
その日から怒涛のメール&電話攻撃!!

1日に何十通ものメールがきて、返事をしないと電話がきます。
着信が連続10件残っていたこともありました。

 

<バイト先のご近所さん、Aさん>

私がアルバイトしていたお店のすぐ向かいで働いていたAさん。
最初は挨拶する程度の仲でしたが、そのうち差し入れ攻撃が始まりました。

缶コーヒーや栄養ドリンクから始まり、お菓子、フルーツ、パン、ケーキ・・と次第に重たくなり。
「仕事中なので結構です」と言っても、いつも一方的に渡してくるのです。
「お前は仕事中になんでいつも食い物を持ってるんだ?」と

私はアルバイト先の社長によく怒られました。
「食事に行こう」という誘いも激しかったので「彼氏が日本にいるのでムリです」と断りましたが、
「日本にいるなら大丈夫。食事にいこう」と返されました。大丈夫の意味がわかりません!!

結局その人の勤務先が変わって顔を合わせなくなって、やっと解放されました。

 

<友人の先輩、Yさん>

友人の誕生日会で出会ったYさんは最も強引な男でした。
初対面なのに突然手を捕まれ「二人で違う店に行こう」と言い始めました。

至近距離で私を見つめながら、とにかく甘い言葉を連発していました。鳥肌ゾワリです。
私が帰ろうとすると「家はどこだ?」とついてくる始末。

それを振り切って逃げるように帰りましたが、結局家の場所を知られてしまいました・・
その日から家の前をウロつかれるようになってしまいました。

家に入れない、家から出られない日が続き、しばらく大変でした。

これらの話は全て事実です。決して私が思わせぶりな態度をとっていたわけではありません!

このような猛烈アタックの被害(?)に遭った友人が私以外にもたくさんいました。
これが韓国人男性の実態です!
「ここまでやってくれるなんて嬉しい!」と思う人、「ここまでやられたら怖い」と思う人。

さて、あなたはどちらでしょうか!?

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韓国の携帯電話事情

今や携帯電話は1人1台、子供から大人まで誰もが持つ時代になりました。
韓国の携帯普及率は日本を上回る約95パーセントと言われています。

ここではそんな韓国の携帯電話事情についてご紹介します!

韓国の携帯電話サービス

韓国の携帯電話通信会社はSKテレコム・KT・LGテレコムの3社です。

この中で圧倒的なシェアを誇っているのがSKテレコムで、全体の約50%を占めています。
KTが約30%、LGテレコムが約20%と追い上げを図っている状況です。

日本の通信会社であるNTTドコモ・softbank・auと状況はよく似ていますね。

韓国の携帯電話の番号は「010」で始まります。
料金はプランなどにもよりますが、1ヶ月5万~7万ウォン(約3000~5000円)ぐらいです。

私は一番安いプランで通話はあまりしなかったので、毎月4万ウォンしない程度でした。

 

韓国の携帯メールは「ムンチャ」!

韓国の携帯電話のメールは문자(ムンチャ)といいます。
ムンチャは通信会社に関係なく、相手の電話番号に送ることができるメールです。

日本でいうショートメールですね。

ムンチャは1通20ウォン(約2円)程度と安いですが、一度に40文字しか送ることが出来ません。
そのため文字をくっつけたり、ムンチャならではの略語が使われます。

韓国語そのものに慣れていなかった頃は、友人からの気軽なムンチャを解読するのに
かなり苦労しました。

例えば「내일(明日)」が「낼」、「지금(今)」が「짐」
「열심히 공부해(勉強頑張って)」が「열공해」と、こんなに省略されてしまうんです!!

 

驚くべき韓国の通話マナー

せっかちという言葉はよくないかもしれませんが、思い立ったら即行動する気質のある韓国人。
メールも使いますが、すぐに電話をかけます。

また特に用事がなくても「何してるの?」「ご飯食べた?」「宿題やった?」と
頻繁に連絡を取り合います。

韓国人は電車やバスの中、公共施設や病院、いつでもどこでも携帯で話をします。
それも割りと大きな声で、周囲の人に聞こえてしまうことを気にすることはありません。

また韓国では仕事中でも割と自由に携帯を使うことができるようです。
ここで日本人の私が目撃した驚きの携帯事情を紹介しましょう。

タッカルビのお店で食事をしている時のこと。

座席テーブルの鉄板で店員さんがタッカルビを炒めて作ってくれるお店だったのですが、
炒めている最中に「ピロピロ」と店員さんの携帯が鳴りました。

その時点で日本では「それ、ダメでしょ!」と思うところですが、
その店員さんは「もしもし?」と普通に電話に出て話し始めたのです!!

そして客の目の前で携帯片手に話をしながら、料理を作っているんです!!
あまりに驚いて私はポカーンとしてしまいました・・

人とのつながりや絆の深い韓国人にとって、携帯は必要不可欠なんですね。
こまめに連絡を取り合うということは、その人との仲を大事にしている証拠なのです。

日本人はただ連絡をするのにも気を遣いますが、そこは韓国人を見習ってもいいのかもしれませんね!

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韓国のタバコ事情

日本ではタバコの値段が上がり続け、愛煙家のみなさんはお困りのようですね。
タバコに対する制限も厳しくなり、そのマナーやエチケットも向上されてきました。

それでは隣国、韓国のタバコ事情はどのようになっているのでしょうか!?

韓国のタバコ

韓国は喫煙大国!?

私がソウルに住んでいて気になっていたのは、街中にタバコの吸殻が落ちていること。
どこを歩いても道端で普通にスパスパとタバコを吸い、ポイっと吸殻を投げます。

日本では見なくなった歩きタバコやタバコのポイ捨てですが、韓国では当たり前の風景です。

2009年の調査で、韓国の成人男性の喫煙率は約43%でした。
日本、アメリカ、フランスといった先進国よりも喫煙者数が多いのです。

私の韓国人男性の友人も7割ぐらいは喫煙者だった気がします!

しかしそれに対して韓国女性の喫煙率は約3%と、とても少ないのです。
韓国のタバコの消費は9割方男性が占めているというわけです。

 

タバコと出会うきっかけ

ではなぜこれほどまでに男性の喫煙者数が多いのでしょうか!?
それには大きな理由があるのです。それは軍隊です。

韓国には徴兵制度があり、韓国人男性は約2年間の入隊義務があります。
軍隊は男性社会であり、仲間同士のコミュニケーションとしてタバコは外せないもの。

先輩からすすめられれば断ることができないので、嫌でも吸うようになります。

入隊前はタバコを知らなかったのに、ヘビースモーカーになって帰ってきた・・・
という男性がたくさんいるのです。

 

隠れタバコの文化

韓国には儒教の教えが色濃く残っていて、年長者を敬う気持ちが非常に強いです。
そのため目上の人の前では大っぴらにタバコを吸うことはできません。

それは家族内でも同様で、タバコを吸うことを両親が知っていても、
両親の前ではタバコを吸わないのです。

更に大変なのは女性です。

韓国社会では「女性がタバコを吸うのは良くないこと」と考える風潮があります。
最近はその風潮も変わりつつありますが、それでも女性の喫煙者が非常に少ないのは事実。

数少ない女性の喫煙者は肩身が狭く、トイレで隠れてタバコを吸ったりしているのです。

 

ソウルでは2007年ごろからタバコに対するマナー条例が厳しくなり始めました。
ソウル中心部の繁華街から公園や学校の周辺などが禁煙区域となり、広がりをみせています。

タバコのポイ捨てに対して罰金を課せる地域も出てきました。
ただそのルールが人々に浸透するまでには時間がかかりそうですが、少しずつ変わろうとしているのです!

韓国はタバコマナーに厳しい日本と比べれば、のびのびとタバコを吸えるいい環境です。
しかし日本にいる時と同じモラルを持って、ぜひルールを守って喫煙してくださいね!!

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韓国のインターネット事情

韓国はインターネット大国とも言われています。
その理由、その実態は一体どのようになってるのでしょうか!?

ここでは韓国のインターネット事情をお教えします。

韓国のインターネット事情

韓国インターネット文化普及の歴史

1999年に当時のキム・テジュン大統領が
「サイバーコリア21計画」という政策を発表しました。

低額なインターネット回線が提供され、国民へのパソコンの普及に力が入れられました。
学校や公共施設の作業も電子化され、ベンチャー企業の育成も進められたそうです。

韓国は国を挙げての政策で、あっという間にIT大国と呼ばれるようになったのです。

2000年に約50%だったインターネットの家庭内普及率も、2010年には95%を超えました。
月々のインターネット利用料は通信会社や契約期間にもよりますが、
3万ウォン(約2000円)程度です。

 

何をするにもインターネットで!

インターネットの普及率が高い韓国では何をするにもパソコンを利用します。

インターネットショッピングも盛んで、洋服や本はもちろん食料品も注文されます。
その他にもインターネットラジオや音楽のダウンロードも若者を中心に人気です。

韓国で大人気なのはCYWORLD(サイワールド)!

日記を書いたり、友達と連絡をとれたり、写真を載せたりできるソーシャルネットサービスです。
韓国では加入者が2000万人を超えました。

 

インターネット文化の代表、PCバン!

韓国には日本のインターネットカフェとよく似たPCバンがあります。
1時間1000ウォン~2000ウォン(約100~200円)程度とかなりお手頃で、24時間営業です。

飲み物飲み放題のお店もあったり、お菓子や軽食も売っています。
高速インターネットが完備されているため、スイスイとネットサーフィンができます。

韓国ではインターネットゲームが大人気で、特に若い男性はPCバンに来てはゲームに没頭しています。
カップルでインターネットゲームを楽しむPCバンデートもよく見る光景です。

しかし快適なインターネット環境が引き起こした副作用が社会問題にもなっています。

低価格で24時間いられるPCバンにこもって、PCバン中毒になってしまう人が増えたのです。
ゲームのし過ぎで死んでしまった人もいたほど・・

インターネットの普及で世界が広がった韓国!その成長は凄まじいものです。
これからもIT大国韓国は、PCバンという独特の文化を中心に成長していくことでしょう!

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韓国のカップル事情

韓国と日本では恋人達の姿も、過ごし方もちょっと違うんです。
私が韓国で目撃したカップル達の実情をこっそり教えます!

最近の韓国カップル事情

メール、電話は20回以上!?

韓国のカップル達はかなり頻繁に連絡を取り合っています。
朝起きて「おはよう」、出掛ける準備をして「いってきます」、学校に着いて「着いたよ!」と、
内容はなくてもとにかくメール!電話!

そうやって1日に20回、30回と連絡をし合っています。

また携帯電話の待ち受け画面は9割の人が彼氏/彼女の写真にしています。
「恋人の写真を待ち受けにしない」=「恋人を愛していない」と言えるほど、当たり前のなのです。

日本ではどんなにラブラブでもそこまでではないと思いますが、どうでしょう!?

 

全身ペアルックでデート!!

韓国の街に出たら、すれ違うカップルの服装をチェックしてみてください!
実は韓国ではペアルックで歩いているカップルがたくさんいるんです。

靴だけお揃いとか、セーターが色違いとか、可愛い感じのペアルックが多いですが、
時には靴から帽子までまったく一緒!!という究極のペアルックを見かけることもあります!

またデート中は彼氏が彼女のバッグを持ってあげるのが当たり前です。

段差に注意を促したり、ドアを開け閉めしてあげたり、とにかくレディーファースト!
韓国男性には彼女を気遣う心がビックリするほど備わっています。

 

記念日にはサプライズ

韓国の恋人達にとって最も大切な日は、付き合って100日の記念日です。

この日には彼氏が彼女にバラの花とプレゼントを贈るのが一般的です。
100日記念日を忘れたらそのまま破局する・・と言っても過言ではないほど重要な日です!

その後は200日、300日・・と100日ごとに記念日が訪れ、
その間にクリスマスや誕生日もあります。

記念日やイベントの際には彼氏が彼女にサプライズをするのがお決まりになってきています。

「公園に呼ばれて行ってみたら、キャンドルがハート型に灯されていて、その真ん中に指輪と花束があった」
「職場にケーキが送られてきた」
「家の窓から外を見たら<愛してる>と書かれた横断幕が掲げられていた」

などなど、これらは私が韓国で実際に聞いた話です!
日本人は少し引いてしまうかもしれませんね・・?

 

道端で大喧嘩!!

意外によく見かけるのは道端で大喧嘩をするカップルです。
日本人は周囲の目を気にしますが、韓国人はあまり気にしません。

特に多いシチュエーションは彼女が彼氏の頬に平手打ち!!

私はそんな光景はドラマでしか見たことがありませんでしたが、韓国では3ヶ月に1回程見かけました。
愛情表現もストレートですが、怒りの表現もストレートなんですね。

日本人と韓国人では恋愛に注ぐ力に少し差があるかもしれません。
「日本の男性も韓国の男性ぐらい愛情表現してくれればいいのに!」と思う反面、
「ここまでやられたら重たいわ」と感じてしまう部分も・・・
足して2で割ることはできないでしょうか?(笑)

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韓国の習慣 【家庭の台所事情】

韓国の家庭ではどのような食事をとっているのでしょうか?気になりますよね!
日本とは違う台所事情があるので、いくつか紹介します!

韓国の台所事情

冷蔵庫は2つ必要!

日本の家庭ではほとんどの場合、冷蔵庫は一家に1台ですね。
しかし韓国では一家に2台が基本!

1台は普通の家庭用冷蔵庫で、2台目はキムチ専用の冷蔵庫です!

1990年代後半に登場したキムチ冷蔵庫。今では韓国家庭の必需品になりました。
現在は改良も重ねられ、スリムでハイセンスなデザインのものも出ているんです。

もともとキムチはハンアリという壷で漬けられ、冷たい土の中で保存されていました。
キムチ冷蔵庫はキムチの発酵から保存に適した-1℃程度に保たれています。

そのため1年中美味しくて新鮮なキムチを食べることができるのです!

気になるお値段は日本円で10万円前後で、普通の冷蔵庫より少し高いぐらいです。
今日の韓国ブームで、日本の家庭にもキムチが定着しつつあります。

そのうち日本でもキムチ冷蔵庫があるのが当たり前になるかもしれませんね!?

 

食卓にはおかずがズラリ!

よくドラマに出てきますが、韓国の家庭の食卓にはたくさんのおかずがズラリと並んでいます。
これは밑반찬(ミッパンチャン)と呼ばれる、長期保存できる常備菜のおかずです。

代表的なものは牛肉のを醤油味で煮た煮物、ニンニクの芽と干しえびの炒め物、
豆もやしのナムル、エゴマの葉の漬物などですが、種類は様々です!

これらのミッパンチャンとチゲなどのメイン料理やスープ、
そしてご飯が並ぶのが一般的な家庭の食事です。

ちなみに食堂などで出てくるミッパンシャンはおかわり自由なんですよ!
「이거 더 주세요(イゴ ト ジュセヨ)」「これ、もっとください」
遠慮なく言いましょう!

また韓国の家庭では韓国料理を食べるのが基本。
日本のように、家庭で中華や洋食などの他国料理が作られることはほとんどありません。

日本料理、中華、イタリアンなどの他国の料理が食べたい時は外に食べに行きます。
しかしながら他国の料理も韓国風にかなりアレンジされているものが多いです。

遠くに住んでいる子供のに、お母さんはミッパンチャンをたくさん作ってタッパーに詰めて送るのです。
心のこもったおふくろの味、ミッパンチャン。食べると心が温かくなりますよ!
自国の料理に愛情を持ち大事にしているところは、日本人も見習うべきかもしれませんね。

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韓国の習慣 【家庭の洗濯事情】

洗濯ひとつとっても、日本と韓国では違いがあるんです!
韓国の一般的な家庭ではどのように洗濯をしているのでしょうか?
他ではなかなか知ることの出来ない韓国家庭の実態をお教えします!

韓国の洗濯事情

ベランダの外側にガラス戸??

韓国に行ったら、マンションのベランダに注目してみて下さい!

日本ではガラス戸を出るとベランダがあり、ベランダは露天になっているのが普通です。
しかし韓国ではガラス戸を出たベランダにまたガラス戸がついています。

つまりベランダが室内になり得るということです。

なぜそのような作りになっているのか・・?その理由はやはり天候にあるようです。

春には大陸の風に乗って、とんでもない量の黄砂が飛んできます。
夏は非常に雨が多く、冬は厳しい寒さに襲われる韓国。

洗濯物を外に干すのが難しく、室内干しが一般的なのです。

しかしガラス戸で囲まれたベランダは日当たりがよく、
そのうえ二重ガラスが使われていることが多いため、保温性に優れています。

ベランダに洗濯機を置いたり、観葉植物を並べたり、部屋の延長として使ったり、
室内であるが故に様々な使い方がされているのです!

 

布団は洗うもの!?

韓国には布団を干すという習慣がありません。、
それは日本のような分厚い敷布団やふかふかの掛け布団が使われていないからです。

韓国ではオンドルと呼ばれる床暖房がどこの家庭にも設置されていて冬でも床が暖かいので、
使われているのはスポンジが入っているだけのぺらっぺらの煎餅布団です。

そのため布団が汚れたら洗濯機で丸洗いしてしまえばいいのです!
布団の丸洗いをするため、韓国の家庭ではかなり大型の洗濯機が使われています。

 

昔懐かしい洗濯板

日本ではその姿をみかけなくなってしまった洗濯板ですが、
韓国では今でも、特に年配の方は洗濯板を使って洗濯をする人が多いようです。

どこの家庭にも当たり前に洗濯板が置いてあります。

私が下宿していた家庭でも、おばちゃんが毎日洗濯板でゴシゴシジャブジャブ洗濯していました。
もちろん洗濯機もありましたが、洗濯機はたまにしか使われていませんでした。

私は洗濯板で洗濯しているおばちゃんの姿が大好きで、時間がある時はお手伝いをしていましたよ!

洗濯事情だけでもこれだけ違うということは、あまり知られていないと思います。
私も韓国に住んでみて初めて、その実態を知りました!
このような普段の生活の中の文化の違いを知るのは、とても面白いですね!

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韓国の習慣 【家庭の寝室事情】

眠る時間というのは、人が生活するうえで大変重要な時間です。
日本ではベッドを利用する家庭が増え、その種類も多様化され日々進化しています。

それでは韓国ではどのように寝ているのでしょうか?
あまり知られていない韓国の寝室事情をご紹介します!

韓国の寝室事情

寒い韓国の強い見方、オンドル!

韓国の寝室事情を理解する上でまず知っておかなければならないのがオンドルです。
オンドルとは日本でいう床暖房で、冬の寒さが厳しい韓国では無くてはならないもの。

一戸建て・マンション問わず100パーセントに近い確率で設置されています。

もともとは台所で焚いた火の熱を床下に通しすことで床全体を暖めていました。
火を焚かなくなった現代ではボイラーの熱を利用し、
床全体に張り巡らされたパイプに熱を通しています。

そのため韓国の家庭の床はコンクリートにビニール床シートが貼られているだけ。
フローリングや畳、床にカーペットを敷くということも、ほとんど見ることはありません。

 

オンドルの暖かさは最強で、もちろん温度調節はできますが、
冬でも室内は半袖で過ごせるほどホッカホカ。

そのためオンドル以外の暖房機器はほとんど使われません。
韓国の家庭にもエアコンはついていますが、冷房機能しかないものばかりです。

私が下宿していた家庭でも当然オンドルが使われていました。

初めて迎えた冬は、あまりの部屋の暖かさに毎日のぼせていました。
頭がポケーっとしてしまい、とにかく喉が渇いて仕方がなく、全く勉強がはかどらない!

外は刺さるように寒いのに、家の中は長袖では汗ばむほど暖かい・・
その温度差のおかげで何度体調を崩したかわかりません!!

 

うすっぺら~い煎餅布団で・・・

最近ではベッド派も増えましたが、床に布団を敷いて寝る家庭もいまだにたくさんあります。
日本では床に布団を敷く場合、厚みのあるマットレスやふかふかの敷布団を使いますね。

しかし韓国ではスポンジが入っているだけのぺらっぺらのマットのような煎餅布団で寝ています。

掛け布団も羽毛が入った分厚いものなどは使われません。
その理由は上記で説明したオンドルがあるためです。

オンドルで床がホカホカに暖かいため、分厚い敷布団もふかふかの掛け布団も必要ないのです。
コンクリートの床にぺらっぺらの煎餅布団を1枚敷いただけの寝床。

私はなかなか慣れることができず、肩から腰までいつもガッチガチに凝っていました・・
でも日本にいた頃のように「寒くて布団から出られない」ということはなかった気がします!

 

厳しい冬が訪れる韓国では、その寒さを乗り切るための知恵が古くから息づいていました。
時代が変わった今でもその伝統が引き継がれているんですね!

オンドルは韓国の冬を代表するもの!最近ではオンドル部屋を完備したホテルも増えています。
あなたも一度体験してみませんか??

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韓国の習慣 【家庭の住宅事情】

韓国人はどんな家に住んでいて、どんな生活をしているのでしょうか?
なかなか知ることの出来ない生活事情。まずは住まいについて詳しくお話しましょう!

韓国の住宅事情

首都であるソウルでは人口の増加に伴って、マンションがニョキニョキと増え続けています。
韓国には地震がないためマンションは高層なものばかりです。

高層のためエレベーターが何機もついていたり、
入口にフロントのようなものがあり警備の人が常駐していたり、
1階にコンビニがあったり、そのスタイルは様々です。

いつかはマイホームを!と夢見ているのは日本人と同じです。
しかしソウルの中心部ではなかなか厳しいのが現状ですね。

 

韓国の賃貸システム

マイホームを夢見ながら、賃貸の家で暮らしている人がほとんどでしょう。
韓国では賃貸の種類が2つあります。「チョンセ」「ウォルセ」といいます。

 

チョンセ

チョンセは、最初に高額の保証金(チョンセ)を払うが、月々の家賃は払わなくていいシステムです。
最初に払ったチョンセはその家を出て行く時に全額返金されます。

おや?そうすると家主の収入はどうなるの?という疑問が出てきますね。
家主は受け取ったチョンセで投資をしたり、銀行に預けたりして運用し、利益を作ります。

チョンセというシステムが根付いたのは、韓国の銀行の利子がとても良かったからです。
リスクのある運用をしなくても、銀行に預けておくだけで安定した収入が得られていました。

しかし最近では銀行の利子が下がってきているため、チョンセ制度をとる家主も減ってきています。

 

ウォルセ

ウォルセは日本の賃貸と同じように、月々の家賃を払うシステムです。
この場合も最初に保証金を払いますが、チョンセと比べれば低額で、それも出て行くときに全額返金されます。

万が一ウォルセが払えない時があれば、保証金から差し引かれます。

特にウォルセの場合は家主との直接交渉で、金額に融通が利くことも多いです。
そして日本では人が出て行った後、部屋の壁紙を張り替えたりとピカピカにクリーニングをしますが、
韓国ではそのようなことは一切ありません。前の人が出て行ったままの部屋に次の人が入るのです!

賃貸システムひとつとっても、こんな違いがあるんですよ。驚きですよね!

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韓国の習慣 【家庭のお風呂事情】

韓国の一般的な家庭での習慣。ここではお風呂事情についてご紹介します。
隣りの国でも似ているようで、ちょっと違うんですよ!

韓国のお風呂

韓国人は朝シャン派!?

韓国ではお風呂は朝派の人が比較的多いようです。
夜は顔や足などをさっと洗う程度で、朝起きてから出掛ける前に全身綺麗に洗います。

私が下宿していた家でも、朝はひとつしかないお風呂場の取り合いでした。
私は顔を洗いたいだけなのに、何度も苛立たされた思い出があります・・

通勤通学の電車の中でも、髪が濡れたままで乗り込んでくる人をよく見かけました。
混んでいる電車内ではとても困ります・・それに、風邪ひきますよ!?

 

浴槽はありません!

実は韓国の多くの家庭は、お風呂に浴槽がありません。
浴槽があっても普段はあまり使われることはなく、シャワーで済ませる人がほとんどです。

私の下宿先の浴室はユニットバススタイルでした。
トイレ・洗面台・洗濯機・お風呂がすべて一部屋にまとまっていました。

浴槽はありましたが、その中は観葉植物などの鉢植え置き場になっていて・・
寒い冬も「湯船につかりたいな~・・」と思っていましたが、浴槽が空くことはありませんでした・・

というのも、実は韓国人はサウナが大好きなんです!

韓国にはチムジルバンという施設が数多くあり、サウナやあらゆるお風呂、
アカスリやエステも楽しめます。

家で湯船につからない分、頻繁にチムジルバンを訪れて、体を温めてのんびり過ごしているのです。

 

お風呂での場所取り戦争

チムジルバンなどの大衆浴場は日本とほぼ同じ作りで、
薬湯や様々な温度の浴槽があり、シャワーのついた洗い場があります。

実は韓国では洗い場の場所取りは当たり前!
洗面器やタオルなどの荷物で場所を取っておいてから、お湯にのんびりつかるのです。

私が韓国に住み始めたばかりの頃、チムジルバンに初めて行った時のお話。
洗い場が混んでいたのですが、洗面器とタオルだけ置いてあり、人のいない洗い場がありました。

「片付け忘れかな」と思い、それをどかして体を洗おうとしたら、韓国人のおばさんが飛んできて!!
「そこは私の場所なのよ!どきなさい!」と普通に怒られてしまいました・・

日本では常識がないと思われてしまう行為ですが、韓国ではこれが普通なんです。
みなさんは荷物の置いてある洗い場を見つけても近寄らないようにしてくださいね!

 

体を隠しているのは外国人!?

韓国人が大胆なのか、日本人が恥ずかしがりやなのか・・韓国のお風呂に行くと
驚かされることが多々あります。

韓国人はタオルで体を隠したりしません。全裸で堂々と歩き回ります。
体を隠して恥ずかしそうにしていると、「あぁ、外国人ね」とすぐにバレてしまいますよ!

アカスリを受ける時も、全裸のままベッドに寝かされ、全身くまなくスリスリされるんです!
アカスリしてくれるおばちゃんも、制服などではなく下着という大胆な姿で現れます。

脱衣所では全裸のまま飲食をしていたり、全裸のまま髪の毛を乾かしていたり。
こっちが恥ずかしくなってしまうような光景を目にすることがあるでしょう。

 

お風呂事情ひとつとっても、こんなに違いがあるんです。面白いですよね!
チムジルバンは韓国人の生態を見ることの出来る場所です。

いろんな種類のお風呂やサウナを格安で楽しめるのでオススメですよ♪

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