韓国の季節 ~冬~
韓国の冬
韓国の冬は11月中旬~2月頃です。
最も寒い1月には、一日通して氷点下、最低気温が-10℃を下回ることもしばしば。
乾燥も激しいので、より寒く感じます。韓国の冬をなめてはいけませんよ!!
厳しい冬を乗り切る知恵
厳しい寒さを乗り切るために必要不可欠なのが「オンドル」です。
オンドルとは日本でいう床暖房で、その歴史は古く高句麗時代にはすでに使われていたとか。
昔は台所で焚いた火からでる熱を床下に通し、家の床全体を暖めていました。
火を焚かなくなった現代ではボイラーを利用して、
床全体に張り巡らされたパイプに熱を通して暖めています。
そのため、韓国では家に入れば床から伝わる熱で家中ポカポカ。
エアコンなどの暖房器具はほぼ必要ありません。
新築のマンションなどでも、必ずオンドルは備え付けです。
床に布団を敷いて寝たり、床に直接座ることが多い韓国ではなくてはならないものなのです。
最近ではオンドル部屋のあるホテルも増えてきています。
寒い冬に韓国に行った際には、ポカポカのオンドルで冷えた体を温めてください!!
ウィンタースポーツを楽しもう!
寒い国だけあってウィンタースポーツが盛んです。その代表はスケート!
韓国にはスケート場がたくさんあり、ドラマや映画でもスケート場のシーンは数多く出てきます。
一年中スケートを楽しむことができる室内スケートリンクがロッテワールドスケートリンク。
「天国の階段」という大人気韓国ドラマの舞台です。
遊園地、レストラン、ショッピングモール、ゲームセンター、
ここに来れば1日飽きることはありませんよ!
ソウルのど真ん中でスケートを楽しむことができるソウル広場スケートリンク。
美しいイルミネーションに囲まれてロマンチックな雰囲気のウォーカーヒル野外アイスリンク。
などなど、ソウルのいたるところで楽しむことができるんです!
体を温めて寒さを吹き飛ばせ!
せっかく韓国に行ったのに、寒さに震えて終わってしまっては面白くありません。
上手に体を温めて、冬の韓国を楽しみたいですよね!
手軽に楽しめるのが韓国伝統茶です。
たくさんの種類がありますが、体を温めたり冷え性にいいのが
生姜茶(センガンチャ)と、なつめ茶(テチュチャ)。
日本では味わえない独特の風味で、
特になつめ茶は美味しくはないですが(!?)体を温めるには最適です。
韓国にはチムジルバンという施設があります。
日本の健康ランドのような韓国式サウナランドです。
館内専用のパジャマのようなものを着用し、色々な種類のサウナやお風呂を楽しむことができます。
食堂や売店、大きなテレビのあるホール、エステルームなどもあります。
睡眠スペースもあるため、宿泊も可能!
ホテルに泊まるよりかなり格安なので、一泊してみるのもオススメです。
東京出身の私は韓国の冬の厳しさに驚かされました。「寒い」というか「痛い」!!
乾燥も激しいので喉を痛めやすくもなります。
冬の韓国に行かれる際には、やりすぎかも?ぐらいの防寒と加湿対策に心がけてください!