韓国の年間行事 ~11月~

11月 ペペロデー

11月11日はペペロデーといいます!
「ペペロ」とは韓国のロッテ製菓が発売しているお菓子なのですが、
実はこのペペロ、日本のグリコ「ポッキー」と味も見た目も驚くほど似ているんです・・

11月11日には親しい人同士、ペペロをプレゼントし合い仲を深める日です。

 

加熱の一途を辿るペペロデー

日本でも最近は11月11日をポッキーの日というようですが、
それほど浸透していないようですね。

ペペロデーは1990年代半ばから広がり始め、
今ではすっかりメジャーなイベントになりました。

ペペロデーが近づくと、街はペペロ一色になってしまいます。
コンビニ・雑貨店・パン屋から化粧品店までが、ペペロの特設ブースを設けて売り出し始めます。

また、路上には大量のペペロを叩き売りする露天商なども現れます。

年々その種類も多様化していて、近年ではただペペロをあげるだけではなくなってきました。
1メートルの超ロングサイズや、通常サイズの箱が18個入った超ビッグサイズ。

ペアリングつきのペペロ、ペペロのようなお箸、ぬいぐるみつきのデコレーションセットなどなど。
もはやペペロが関係なくなってしまったプレゼントを見かけることもあり、その進化に驚かされます。

 

ペペロデーは誰だって楽しめる!

バレンタインデーやホワイトデーとは違い、カップルでなくても楽しめるのがペペロデーです。
家族のためにたくさん買って帰るお母さんもいれば、仲間で分け合って食べる男子学生もいます。
年齢も性別も関係なく、それぞれの楽しみ方ができるイベントです。

実は私も驚くようなペペロをもらったことがあります。

ペペロデーに友人の韓国人男性に呼び出されたので行ってみると、
通常サイズのペペロを24箱使い、テープで綺麗に貼り付けられた
大きなハート型ペペロを渡されました。

なんと3時間かけて手作りしてくれたそうで、その熱意に私はただただ驚かされました。
彼は驚く私の顔を見て満足して帰って行き、私は大きなハートで顔を隠しながら一人家路に着きました。

そこから4ヶ月ほどかけて24箱のペペロを食べ、
もうペペロは食べたくないと思った、淡い思い出です。

 

みなさんも韓国に行った際にはペペロを探してみてください!
ペペロの他にも日本のものにそっくり!?なお菓子を見つけることができると思いますよ!

 

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