韓国の習慣 【家庭の洗濯事情】

洗濯ひとつとっても、日本と韓国では違いがあるんです!
韓国の一般的な家庭ではどのように洗濯をしているのでしょうか?
他ではなかなか知ることの出来ない韓国家庭の実態をお教えします!

韓国の洗濯事情

ベランダの外側にガラス戸??

韓国に行ったら、マンションのベランダに注目してみて下さい!

日本ではガラス戸を出るとベランダがあり、ベランダは露天になっているのが普通です。
しかし韓国ではガラス戸を出たベランダにまたガラス戸がついています。

つまりベランダが室内になり得るということです。

なぜそのような作りになっているのか・・?その理由はやはり天候にあるようです。

春には大陸の風に乗って、とんでもない量の黄砂が飛んできます。
夏は非常に雨が多く、冬は厳しい寒さに襲われる韓国。

洗濯物を外に干すのが難しく、室内干しが一般的なのです。

しかしガラス戸で囲まれたベランダは日当たりがよく、
そのうえ二重ガラスが使われていることが多いため、保温性に優れています。

ベランダに洗濯機を置いたり、観葉植物を並べたり、部屋の延長として使ったり、
室内であるが故に様々な使い方がされているのです!

 

布団は洗うもの!?

韓国には布団を干すという習慣がありません。、
それは日本のような分厚い敷布団やふかふかの掛け布団が使われていないからです。

韓国ではオンドルと呼ばれる床暖房がどこの家庭にも設置されていて冬でも床が暖かいので、
使われているのはスポンジが入っているだけのぺらっぺらの煎餅布団です。

そのため布団が汚れたら洗濯機で丸洗いしてしまえばいいのです!
布団の丸洗いをするため、韓国の家庭ではかなり大型の洗濯機が使われています。

 

昔懐かしい洗濯板

日本ではその姿をみかけなくなってしまった洗濯板ですが、
韓国では今でも、特に年配の方は洗濯板を使って洗濯をする人が多いようです。

どこの家庭にも当たり前に洗濯板が置いてあります。

私が下宿していた家庭でも、おばちゃんが毎日洗濯板でゴシゴシジャブジャブ洗濯していました。
もちろん洗濯機もありましたが、洗濯機はたまにしか使われていませんでした。

私は洗濯板で洗濯しているおばちゃんの姿が大好きで、時間がある時はお手伝いをしていましたよ!

洗濯事情だけでもこれだけ違うということは、あまり知られていないと思います。
私も韓国に住んでみて初めて、その実態を知りました!
このような普段の生活の中の文化の違いを知るのは、とても面白いですね!

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