韓国の季節 ~夏~

韓国の夏

韓国の夏は5月中旬~9月初旬ごろです。
湿度は平均80%程度で、平均気温は東京とほぼ同じ。蒸し暑い日が続きます。
また7月頃から雨の日が増え、年間降水量の約半分が夏にあたるといわれています。

 

雨の日を楽しく過ごそう!

韓国では夏に多い雨の日に楽しむ料理があります。それがチヂミとマッコリ!そしてカルグッスです!

チヂミとは韓国のお好み焼きで、パジョンともいわれています。
小麦粉などを水で溶き、ネギ、海鮮、キムチなどを入れて焼いたものです。

マッコリとは米、麦、ジャガイモなどが原料の韓国の伝統酒です。
白く濁っているのが特徴で、ビタミンやミネラルも豊富。今では日本女性の間でも流っていますね。

カルグッスは韓国の手打ちうどんで、あさりなどの温かいスープで食べます。

なぜこの3つを食べるのか?諸説様々ですが。
農業が盛んだった時代、雨が降って農作業ができない日に
チヂミとマッコリで時間を潰していたそうです。

私が友人から聞いたのは、チヂミを焼く音が雨が降る音と似ているからという説。
また雨が降ると気温が下がるので、温かい食べ物(カルグッス)を食べたくなるから
とも言われています。

どちらにしても、雨の日ならではの楽しみ方があるのは素敵ですよね。
もし旅行中に雨に降られてしまっても残念がらずに、
チヂミやマッコリと共に雨を楽しみましょう!

 

夏に美味しい食べ物

暑い夏に楽しみたい韓国料理といえば、やはり冷麺(ネンミョン)です。

日本でもお馴染みの透明のスープにゆで卵やキムチがのっている
辛くないものは水冷麺(ムルネンミョン)。

唐辛子ベースの真っ赤なタレに絡めて食べる辛い冷麺はビビンネンミョンといいます。

大きく分けてこの2種類の冷麺が定番で、どちらも冷たくちゅるちゅると食べやすいので、
夏に楽しまれています。

韓国を代表する夏のスイーツといえばパッピンスです。

日本のカキ氷のようなもので、氷の上に小豆、フルーツ、アイス、フレークなどがのっています。
今では種類も多様化し、お店オリジナルの新しいパッピンスも続々出てきています。

パッピンスは氷とトッピングをすべてぐちゃぐちゃに混ぜ、
恋人や友人とつつき合うのが正しい食べ方です!

 

夏は海だ!プールだ!水遊びだ!

日本と同じく韓国でも夏は絶好の行楽シーズンです。

半島である韓国は3面を海に囲まれていますから、海水浴場もたくさんあります。
オススメなのは東側(江原道)の海で、ドラマのロケ地に使われた美しい海岸がたくさんあります。

プールも、市民プールから色んな種類のプールがあるリゾート型まで様々!
観光の方にはセレブ気分が味わえるホテルのプールもオススメですよ。

ソウルで涼を楽しむひんやりスポットと言えば、清渓川と漢江!
清渓川はソウル中心部を流れる人口の川で、市民の憩いの場となっています。

夏になると川べりに座り、足をつけて涼むカップルや水遊びをする子供たちで賑わいます。
漢江はソウル市を南北に二分する大きな川です。

河川敷を散策するもいいですが、漢江を周遊するナイトクルーズもおすすめです!

 

夏になるとコンビニや飲食店の前にはイスとパラソルが並べられ、
外で食事を楽しむ姿がよく見られます。
暑い夏でも元気一杯の韓国!!

紫外線対策・水分補給をしっかりし、あなたも夏ならではの韓国を楽しんでください!

 

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